道路工事
NEW会津地区防災対策工事
東北地方整備局 郡山国道事務所長優良工事
会津地区防災対策工事 |
〇本工事の施工にあたり苦労した点
1. せり出し防止柵工の支柱施工時においてダウンザーホールハンマ工の削孔がA工法でしたが、
施工上部に高圧線が障害となり、高さの制限上、ラフテレーンクレーンでの作業は出来ず、
法線の変更や使用機械の選定等が課題となった。
2. 工事着手後、新潟国道事務所発注で県境付近においてコンクリート舗装工事を終日片側交互
通行で行うため、当社の規制と相手方の規制が近接し、一般車の渋滞が予測された。
〇現場での対策
1. 油圧式リーダレス型基礎機械での施工
計画のせり出し防止柵の法線は変えずに油圧式リーダレス型基礎機械を提案し、削孔時と引抜
き時には高圧線までの離隔を確保しつつ、オーガーの長さを変えながらながら施工した。
通常よりも手間は掛かりましたが、結果、無事故で終えることができた。
2. 隣接工事との調整
まずはお互いの規制計画及び現況の打合せをして、当社の規制終点の下り線と隣接工事の規制
終点上り線の区間が短く、交通量を調査したところ、一般車が滞留することが予測できた。
幾度の打合せの結果、昼間は新潟工区の規制を当現場まで一連にすることとなり、夜間は当社
の規制を解除して新潟工区のみとなりました。
規制区間は長くなりましたが、渋滞することもなくスムーズに流れておりました。
隣接工事の現場代理人と日々情報交換を行い、トラブルもなく無事故で終えることができた。
